『濃いピンクの芝桜と黄色い匂い水仙(ジョンキル水仙)』

(今朝の画像も、トップ画面以外は撮影順にアップしています。)
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今朝の話は、
広島県では北部に位置する神石郡にお住まいの74歳の主婦の方の投稿文です。
良かったらご覧ください。

『祖父と炭の火』
 白菜の古漬けを頂いた。
塩出しをして、七輪で炭をおこし、終日ゆでた。
 使った炭は、祖父が残しておいてくれた物の一つだ。
何十年たっても、火力に勢いがある。
この炭の火を目に映していると、何とはなしに柔らかな気持ちになる。
遠い日々を思い出す。
 母は私を出産後、「肥立ち」が悪かった。
体力が落ちた母の面倒、私の子守をしてくれる人が必要だった。
それは祖父が担ってくれた。
 昔のこと、炭は暮らしに欠かせなかった。
食事の支度、冬の掘りごたつに使った。
そのため、祖父は山に小屋を建てて炭を作った。
毎朝そこへ私を大八車に乗せて行き、子守をしてくれた。
昼飯はいつも三角むすびと漬物。
並んで食べた。
薄暗くなると「よっしゃ、帰ろう」と笑った。
 炭が出来上がった日は、こも袋に炭を入れ、大八車に積んだ。
その上に私を乗せて、がたがた道をゆっくり引っ張ってくれた。
大八が跳ねると、急ぎ足を止めた。
「大丈夫か」と振り返った。
 「うん、大丈夫」と私がうなずくと、またゆっくりと引き始めた。
家に着けば私を抱き上げ「戻ったぞ」と言い、母の方へ私を促した。
 祖父に注いでもらった愛情は、70年ほどたった今でも心に満ちている。
炭の火を見るうち、自然とにじみ出る。


※「肥立ち(ひだち)」
 私は長い間「肥立ち」は「日経ち」だと、
 思っていました。
 それで、 ちょっと調べてみたら、
 日がたつにつれて成長すること、とかも掲載されていて、
 「肥立ちのいい赤ん坊」などとも言うようです。
 毎日、いろんな方の投稿を拝見していると、
 何も知らない私はとっても勉強になります。

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